真言

真言は真実の言葉。
私たちは生まれてから
様々な経験をし大人になっていく。

見栄やプライド、名誉や常識、
より豊かになりたいという欲望は
私たちの真実の言葉を
搔き消すかのように
記憶の彼方へと追いやる。
まるで欲望という名の彩りにより
真言が消されていくように。

しかしその欲望がなければ
私たちの生活が便利になることや
子孫が繁栄することも
幸せで豊かな最低限の生活をすることは
叶わなかったはずだ。

欲望とは美しくもあり愚かである。

だか私は思う。
私たち人間は
あまりにも多くのことを望みすぎた。
地球の大切な資源である様々な生物を
絶滅させてしまったこと。
あまりにも多くの廃棄物で
この星を汚染してしまったこと。
人類は正しい一歩を
踏み出さなければならない時が来たのだ。

欲望。その彩りは美しい。
しかし私は行き過ぎた彩りを拭い、削り
真言を呼び覚ます。
私たちは気がついているはずだ。
真実の言葉は
自身の内なる声であるということを。