木曽三川が伊勢湾に注ぐ河口、
江戸期には神宮のお蔭参りに向かう東の玄関口として
機能した東海道の宿場町に開業した“一ノ”
「大河」「道」など【線】に通ずる表現、
「波」「煙」など【ゆらぎ】に通ずる表現、
「汽水域」「和洋折衷」など【混】【組合せ】に通ずる表現、
として店名は一見シンプルながらも様々な事柄が交差するよう描き表しました。
汽水域ならではの豊富な水産物を誇る桑名。
伊勢国の豊かな食材を、美しい景観とともにお楽しみいただけます。
蛤の美味しい季節はもちろん、季節ごとに訪れたい“一ノ”です。
店内には初の掛け軸のスタイルでの青曲作品を装飾いただいております。
店名“一ノ”を彷彿とさせる線の動き、敢えて麻紙に描き掛軸に仕立てることにより和洋折衷の建物とシンクロさせた印象にいたしました。
昼間と夜の表情に変化が出るのも建物と共に生き、呼吸をしているようで、頼もしいです。