初の作品集となる「線の美」が、11月22日に発売となりました。

墨を用いた抽象画の墨象作品や、色絵の具を用いた「青曲」「紅畝」「真言」の作品も数多く掲載されていますが
やはり書は作品数として多くなり、気づけば書家となると決めてから12年間の歳月が経ち、その軌跡となる作品集となりました。

文字に魂を宿し想いを伝えていきたいと、一線一線を大切に作品をつくり続けていました。
そんな中、次第に言葉の形状から生み出される表現だけに留まらず、心象から型を創造したいという想いが溢れ墨象を描きました。
やがて海や大地、空、そこに住まう生命や自然と触れ合い向き合う中、ごく自然な感覚でキャンバスや色絵具を表現の様式として用いるようになりました。
今回作品集をつくる上で、自身と対峙していく過程で見えてきた等身大の想いや自分なりの答えを、ありのままに記しております。
何よりもその等身大の“ありのまま”の姿で表現したいとその想いに応えてくださったスタッフの皆様や応援してくださった方々に、心から感謝いたします。

岡西佑奈

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青幻舎新刊案内
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巻頭撮影 川島小鳥
衣装 arlnata