お寺の落慶法要で書道パフォーマンスをさせていただきました。
描かせていただいた言葉は、岡西が最近想い馳せている
‘泰然’
‘泰’には水から人を救い出す様子の意。
西日本の水害が起きた7月6日、書こうと決めた一字です。
安らかであり豊かという意味を持つ‘泰’
‘然’は神前儀式の場の様子の漢字です。
当然・全然・唖然・必然そして自然。
私たちが当たり前に使う言葉の中に存在します。
『自然』それは
私たちが隣り合わせに生きているという事を
そして私たち人間が自然を壊し続けているのだという事を
私も今一度見つめ直さなければいけない時期なのではないだろかという想いを込めて。
二つを合わせると
「泰然」
落ち着いていて物事に驚かないさま。
ふんぞり返って自分が大きいと見せるのではなく
人としての大切なものを備え、それを魂に宿らせること。
私の理想の姿そのものです。
「泰」は水、「然」は火。
神は、火(か)水(み)の調和の働きである。
安永寺様が安らかで豊かな場所でありますように
そして平和への願いを込めて描かせていただきました。