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台湾 WildAid「世界無翅宣言」でパフォーマンスしました。

書家 岡西佑奈、世界鮫の日に台湾で行われたWILDAIDのイベント「世界無翅宣言」でパフォーマンスをさせていただきました。

問題となっているのは、フカヒレのためにヒレだけをカットされて鮫が生きたまま海に捨てられること。鮫は泳げないのでただ沈んでいく。乱獲による個体数減少も警鐘されている。

岡西はこのことに心をずっといためていたので、このお話に快諾し、鮫の想いを込めた青曲と書のパフォーマンスを寄附させていただきました。

岡西渾身の「調和」への想いを込めて、「調和」「青曲」を揮毫。

各紙100を超える台湾メディアに掲載されました。

http://www.cntimes.info/docDetail.jsp?coluid=433&docid=104677970
https://n.yam.com/Article/20180904897165

秋のアートフェア出展地に台北もあり、来年は台北で個展も予定されております。岡西、大好きな台湾へ訪れるのを楽しみにしております。

以下岡西の言葉より

《台湾 イベント》
3歳の頃に心奪われた
優美な姿で泳ぐ鮫

水族館、図鑑、グッズ
鮫に関わることは全て求め
そして今では休みがあれば
鮫と泳ぎに海の中へと向かう。

雲の流れや下から見上げた木々の枝など
自然界の曲線に魅力を感じていた幼き頃
いつしか私の描く書は曲線を
生きとし生けるものの如く描けるようにと
毎日線を描き続けていた。

そして曲線美の中で最たる美しい存在が
私にとっては‘鮫’であった。

その鮫が今深刻な乱獲により
絶滅危惧種としてあげられる程
問題となっている。
そこにいち早く気が付き
絶滅危惧種種の動物達を守ろうと
立ち上がったのがWild Aidである。

彼らの活動に大変共感し
今回台湾にて開催されたイベントにて
書道パフォーマンスをさせていただいた。

会場には大勢の人々が参加し
意見を交わしあっていた。

私自身も鮫に対しての想いを
揮毫させていただいた。
鮫の泳いだ軌跡を描いた青曲
そして書では私の作品のテーマの一つでもある
「調和」
と描かせていただいた。
人々が鮫に対する調和を意識することにより
絶滅へと向かう種を止めることが
出来るのではないだろうか。
もちろん鮫だけではなく
人々や生物、自然、全ての万物に対して
そう意識を向けることが大切なのだろうと
今感じている。

このご縁に心から感謝し
私自身も改めて身が引き締まる想いである。


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