平成時代30年間の日本の株式市場を表わす漢字一文字が発表され、揮毫させていただきました。TBSやテレビ東京のニュースにも取り上げていただいたようです。
https://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/news/post_167980/
平成時代30年間の‘乱’。
ベルリンの壁が崩れ、バブルが崩壊し、イラク戦争、リーマン・ショック、また記憶に新しい天災、東日本大震災なども起きました。様々な世の中の流れにより経済が大きく「乱」れた30年間だったと思います。
その一つ一つは一つの現象ではなく全てが繋がり影響しあっていた“かけざん”のようにも感じられます。そうしたかけざんが起こる中でも、人は、幸せのあり方を追求し続けた30年間だったのかと感じております。
そのかけざんの掛け合わせを‘乱’の字の線を掛け合わせることにより表現いたしました。
そして、
今年の平成30年の‘乱’。
森友問題、西日本豪雨、パワハラなどもハラスメント、医学部不正、ゴーン元会長退任など、様々な「乱」れの目立った年ではありましたが、大阪万博が決まったりと、オリンピックに続けて日本の明るい兆しも感じながら、最後の一筆を天に向けて上がっていきますようにと描きました。